
体験レッスン前に知っておきたい3つのこと
「本人がやってみたいって言ったので、ちょっと試しに…」
「音に興味がありそうだから、ピアノを触らせてあげたいなと思って」
体験レッスンに来られるご家庭の多くが、そんなふうにお話しされます。
決して“本格的に始めます!”という感じではなく、
「楽しそうだったら続けようかな」
「まずは体験させてあげたい」——そんな、あたたかい気持ちで連れてきてくださいます。
今日は、ピアノ講師として長く子どもたちと音に向き合ってきた私が、
「体験前にこんなことを知っていると、きっともっと安心できる」
と感じたことを、3つにまとめてお伝えします。
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🎵1. 「本人のやる気」は、あとからついてくることが多いです
最初からやる気満々!な子は、実はそんなに多くありません。
ピアノは“やってみたら面白かった”という経験が、次につながっていくもの。
「やりたいって言ったのに、家では全然練習しません」
そんなご相談もよくいただきますが、最初はそれで自然です。
大人がジムに入会しても、すぐには続かないのと同じ。
習慣になるまでは、親子でゆるやかに見守ってOKなんです。
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🎵2. 「楽しそうだった」それだけで、もう十分な体験です
体験レッスンのあと、親御さんが一番気にされるのが
「本人が楽しそうだったかどうか」。
でもそれ、実はとても大切な“観察ポイント”なんです。
目がキラキラしていた、先生のまねをして音を出していた、
帰ってきてから「また行きたい」って言っていた。
それは、ピアノという楽器が、お子さんの中に“入り込んだ”瞬間。
上手にできたかどうかよりも、
「この子、音と出会ってるな」と感じられるかが大事です。
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🎵3. ピアノは、“生活の中に音がある”体験をくれる
習い事というより、“音と過ごす時間”と思ってみてください。
レッスンで弾くのはほんの一部。
それ以上に、家でなんとなく弾いてみたり、鼻歌を歌ったり、
テレビで聞こえたメロディーを口ずさんだりするようになります。
ピアノを習うということは、
“音のある日常”が少しずつ増えていくこと。
それは、子どもにとってとても豊かな体験です。
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🎀おわりに
ピアノを始めるきっかけは、
「楽しそう」「ちょっとやらせてみたい」で十分。
この夏、お子さんが自分の音と出会う瞬間を
体験レッスンというかたちでのぞいてみませんか?
親子で「ちょっと音と遊んでみる」——
そんな気軽な気持ちで、お待ちしています🎵